荻窪駅の北口から歩いてすぐ、二郎系のラーメンを出す「ラーメン豚山 荻窪店」があります。二郎系というと敷居が高いイメージを持たれがちですが、この店は初めての人でも入りやすいという評価が多い店です。量の多さとコールの作法で二の足を踏んでいる人に向けて、まず頼む一杯、コールの言い方、混む時間帯の順に見ていきます。
- 町田商店などを展開するギフトホールディングスの二郎系ブランド
- 小ラーメン1,000円(公式メニュー、税込)。カウンター12席のみ
- コールの言い方と、初めてのときの無難な頼み方
- 二郎系初心者でも入りやすいという評価が多い
- 11時から翌0時までという長い営業時間

豚山というブランドの位置づけ
豚山は株式会社ギフトホールディングスが展開する二郎系のブランドです。同じグループには家系ラーメンの町田商店があります。
二郎系は個人店が中心のジャンルですが、豚山はチェーンとして展開している点が特徴です。そのぶん味や提供の仕方が標準化されており、店ごとの当たり外れが小さいという見方ができます。二郎系を初めて試す人に向いていると言われるのは、この安定感が理由のひとつです。
メニューと価格の目安
公式サイトのメニューページ(2026年10月7日に確認)の価格です。価格は改定されることがあるため、券売機の表示で確認してください。
| メニュー | 価格(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| ミニラーメン | 950円 | 麺125g・豚2枚。量を抑えたい人向け |
| 小ラーメン | 1,000円 | 麺250g・豚2枚。公式が「普通のラーメン屋さんの大盛ほど」と案内する量 |
| 大ラーメン | 1,100円 | 麺375g・豚2枚 |
| 小ぶた(豚5枚) | 1,250円 | ミニぶた1,200円、大ぶた1,350円 |
| 小汁なし | 1,100円 | スープなしのまぜそば形式。ラーメンより+100円 |
| 小味噌山 | 1,100円 | 期間限定(10月1日〜3月31日)。ラーメンより+100円 |
| 麺増し125g | +100円 | トッピングは味玉・豚1枚・辛ニラ・白髪ネギ・粉チーズ・うずら5個などが各100円、生玉子・マヨネーズが各50円、肉あぶらが150円 |
公式メニューには「一部店舗では取り扱いのないメニューがある場合や価格が異なる場合がございます」と注記があります。荻窪店の券売機の表示で最終確認してください。
注意したいのが名前と量の関係です。「小」でも一般的なラーメンより多いのが二郎系の通例で、量を抑えたい場合は「ミニ」を選びます。名前だけで判断すると食べきれないことがあります。
コールの仕方
二郎系で戸惑いやすいのが、麺の茹で上がり前に聞かれるトッピングの希望、いわゆるコールです。豚山でも同じ仕組みがあります。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| ニンニク | 刻みにんにくを入れる |
| ヤサイ | もやしとキャベツを増やす |
| アブラ | 背脂を追加する |
| カラメ | 味を濃くする |
公式の注文案内では、ニンニクは「抜き・少し(大さじ半杯)・大さじ1杯・マシマシ(大さじ2杯)」、ヤサイは「少なめ150g・標準300g・450g・マシマシ600g」、アブラは「標準・マシマシ」、味の濃さは「標準・カラメ・カラカラ」と段階が決まっています。野菜の標準だけで300gあるため、最初は標準のままで足ります。何も増やさない場合は「そのままで」と伝えれば通じます。口コミでは「ニンニク、生姜、アブラ、アレ」「にんにく抜き、野菜」といった実際の言い方が見られます。
初めてなら、何も足さずに基本の状態で頼むのが無難です。標準でも野菜は丼を覆うほどの量があり、そこからさらに増やすと食べきれない可能性が高くなります。
評判
食べログには237件の口コミが寄せられており、評価は3.12点、保存数は1,981件です。ここでは食べログとRettyの口コミを読み、味・量・接客・混雑の観点で傾向をまとめます(個々の投稿者名は伏せています)。
スープと麺の評判
スープについては「力強いスープに甘みのある醤油だれ」「濃厚ながら食べやすく」という評価が見られます。二郎系のなかでは角が立ちすぎず、飲み口が重くなりすぎないという受け止め方です。微乳化と呼ばれる、少しだけ白濁した状態のスープだと紹介されています。
麺は強力粉を使った太麺で、「わしわしと食べ応えのある麺」という表現が使われます。コシを評価する声が多く、二郎系らしい噛みごたえを求める人には合う作りです。
豚と野菜の評判
豚(チャーシュー)は評価の分かれ目になりやすい部分です。「やわらかいぶた肉」「チャーシューも柔らかくほろほろ」と高く評価する声がある一方、「チャーシューは小さくて硬い」という指摘も見られます。日によって差が出ることがあるようです。5時間かけて煮込むという説明が紹介されており、うまく当たった日の評価は高くなっています。
野菜については「シャキシャキの野菜」「丼を覆う山盛りのもやしとキャベツ」という描写が並びます。茹ですぎずに食感を残す方向で、くたっとした状態を好む人とは評価が分かれる部分です。
初めての人への向き不向き
二郎系のなかでは「比較的食べやすい」という評価が多く見られます。接客についても「初めての豚山でしたが店員さんがとても優しく」という口コミがあり、コールが分からなくても困らなかったという報告があります。二郎系に苦手意識がある人が最初に試す店として挙げられることが多いのは、この点が大きいようです。
混雑と待ち時間
「相変わらず行列してます」「混んでます」という口コミがあり、時間帯によっては待つことになります。席はカウンター12席のみで回転に限りがあります。ただし営業が11時から翌0時までと長いため、ピークを外す余地は比較的あります。
評判の傾向をまとめると
飲みやすいスープ、食べ応えのある太麺、初めてでも入りやすい接客。この3点が評価の柱です。引っかかる点として挙がるのは、豚の仕上がりに日によって差があること、そして席数の少なさでした。チェーンとしての安定感を評価する声と、個人店のような突出感を求める声で受け止め方が分かれます。
初めての二郎系で迷う、量・コール・待ち時間
二郎系が初めてでも大丈夫ですか
二郎系のなかでは比較的食べやすいという評価が多い店です。接客についても、コールが分からない人に丁寧に対応してくれたという口コミがあります。最初の一杯は何も足さず基本の状態で頼むのが無難です。
「小」を頼めば量は少ないですか
いいえ。二郎系では「小」でも一般的なラーメンよりかなり多いのが通例です。量を抑えたい場合は「ミニラーメン」を選んでください。名前だけで判断すると食べきれないことがあります。
コールとは何ですか
麺の茹で上がり前に聞かれるトッピングの希望です。ニンニク(刻みにんにく)、ヤサイ(もやしとキャベツの増量)、アブラ(背脂)、カラメ(味を濃く)があります。公式の注文案内ではニンニクの量(大さじ半杯〜2杯)とヤサイの量(標準300g〜マシマシ600g)が示されています。必要なものだけ言えば足り、何も増やさないなら「そのままで」で通じます。
支払い方法は何が使えますか
現金と交通系の電子マネーに対応しています。対応状況は変わることがあるため、気になる場合は来店前に確認してください。
何時まで開いていますか
11時から翌0時までの営業です。二郎系としては長く開いているため、昼と夜のピークを外して訪れる余地があります。
持ち帰りやデリバリーはできますか
豚山デリバリーやUber Eatsに対応しており、持ち帰り商品も用意されています。対応状況は店舗や時期によって変わるため、公式の案内を確認してください。
個人店の二郎系とは何が違いますか
豚山はチェーンとして展開しているため、味や提供の仕方が標準化されています。店ごとの当たり外れが小さいという利点がある一方、個人店のような突出した個性を求める人には物足りなく映ることがあります。口コミでも、この安定感をどう評価するかで意見が分かれています。
店舗情報
店名 ラーメン豚山 荻窪店
住所 東京都杉並区上荻1-5-9
最寄り駅 JR中央線・総武線 荻窪駅
営業時間 11:00〜翌0:00
席数 カウンター12席
支払い方法 現金、交通系電子マネー
運営会社 株式会社ギフトホールディングス
営業時間・メニュー・価格は変更されることがあります。来店前に公式の案内で確認してください。
出典・参考情報
- 食べログの評価(3.12点、口コミ237件、保存1,981件)、スープ・麺・豚・野菜に関する口コミの傾向、コールの実際の言い方、混雑の状況、席数12席について:食べログ「豚山 荻窪店」(確認日2026-09-20)
- 住所、営業時間(11:00〜翌0:00)、総席数12席のカウンターのみという構成、支払い方法(現金・交通系電子マネー)、運営が株式会社ギフトホールディングスであること、デリバリーと持ち帰りの対応について:ラーメン豚山 公式サイト 荻窪店(確認日2026-09-20)
- ミニ・小・大の価格と麺の量(125g・250g・375g)、豚の枚数別の価格、汁なし・味噌山(10月1日〜3月31日の期間限定)の価格、トッピング価格、ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメの段階について:ラーメン豚山 公式サイト「メニュー」(https://butayama.com/menu 、2026年10月7日に確認)
- 町田商店グループであること、微乳化スープと太麺という特徴について:ラーメンデータベースおよび同店を扱う各媒体の記事(確認日2026-09-20)
二郎系の基本と、荻窪の別系統の店
二郎系列店の特徴をまとめた記事、荻窪の店を系統別に比べた記事、荻窪ラーメンの老舗である春木屋の記事です。